記事公開日
昨日は暖かかったこともあり、21日の大師護摩と2/3の節分星まつりで厳修される護摩用の薪を割った。腰がどれくらい曲がっているのか?力は抜けているか?木の芯を捉える準備は本当に出来ているか?
色々と考えながら薪を割る。
木からは火が生まれ、火は木から土を生み、土からは鉱物が生まれ、鉱物からは水が生まれ、水は木を育て、木からは火が生まれ、、と、自然界は生かし合い、また相反し合いながら一つの循環の環をつくり、見事なまでの調和とバランスを保つものだと語っている陰陽五行思想を思い出す。
大師が唐から持ち帰った経典の中に密教宿曜経というものがある。これは正に陰陽五行の人間バージョンとでも言っても構わないと思うのですが、正確な星の動きと様々な人間の個性のあり方や動きを調和させ、各人の生まれ持った個性(星)との付き合い方や、周りとの関係性を表し、あらゆるものがこの”調和”や”因果律”という中にあるのだということを暗に示唆している。これが巷の占いと少し違うところは、占いはその個性を重んじやすく、密教はその個性を仏格または神格まで昇華し(曼荼羅)、そしてそれらすべてを師の教えだと考え、個的存在を超えるところにある。(即身成仏)
話は大分それましたが、仕事で薪割りをさせて貰えるということは、インドで屋久島で師の教え通りに火の生活を営んでいた私としては大変ありがたいことです。毎月21日は大師護摩の日。良ければお気軽に護摩壇の側までお越しください。座布団とストーブをご用意してお待ちしております。
将英
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ご興味のある方は(外部サイトですが)生年月日を入力し、ご自分の星をご覧下さい。
密教宿曜経 宿曜検索用
fs-astrology.com
各宿曜の説明用 目次
http://zyuan1.blog.fc2.com/?no=10
(検索用、説明用としたのは個人的解釈です。◯宿と検索すれば様々な方が説明されていますのでご参考までに)