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年の瀬も迫り、寒さも一段と厳しくなってきました。
種蒔大師東林院では、毎年大晦日から元旦にかけての年越しに際し、除夜の鐘と護摩祈祷を行っています。
除夜の鐘は、行く年(前年)の行いを反省し、来る年(新年)が良い年になるよう祈る行事で、人間の根源的な苦しみの元になる108の煩悩(欲望)をひとつひとつ浄めるために梵鐘を108回突きます。どなたでも出来ますので、ぜひ鐘を突いて心に付いた垢を落とし、新年を清らかな心でお迎えください。(どなたでも参加できます;係の方の指示に従ってください)
また護摩祈祷は、行者が仏様を供養するために火を焚き、その炎によって煩悩を焼き尽くし清浄な心となる真言密教の秘法とされる修行法です。行者の煩悩だけでなく祈願者の煩悩も護摩の炎で昇華され、祈願者の方にとって最も良い道へと導いていただけますので、添え護摩木という木の板に願い事を書いてお渡しください。
※添え護摩木は焼尽されます
添え護摩木は、大師堂、納経所、花屋憩いの場所にあります。当日も大師堂内に受付がありますので、直接行者にお渡しください。(添え護摩木祈祷料 一本300円)
護摩札(紙製)をご希望の方は、12月31日の夕方までにお寺へ直接お申し込みに来て頂くか、eメールにてお名前・住所・祈願内容を明記の上お申し込みください(護摩札祈祷料 千円)
※護摩祈祷の祈願は希望者のみですので、お参りされるだけでも構いません
※護摩祈祷をご希望される方で、当日お越しになれない場合は、護摩札は後日郵送、添え護摩木は代筆いたします
日時 12月31日午後11時30分頃から元旦午前1時頃まで
場所 除夜の鐘:鐘楼堂
護摩祈祷:大師堂奥殿
☆喫茶ろうそく夜さんの特製おぜんざいとコーヒーのお接待があります!(先着50名様)
☆さらに、もこりの森さんの特製玄米甘酒(約60杯)のお接待も追加決定!
―大師堂内にて―
お堂の中で特別な年越しの時間を過ごしてみませんか?